コロナ下の九州旅行

コロナ自粛の2021年9月7日より11日までの5日間、息子哲三と2人で、福岡、佐賀の観光旅行にワクチン接種済を表看板に出発。

中部空港第2ターミナルでは、2キロの長距離通路を83歳の老人も30分も歩かされくたくた。格安航空はもうこりごり。現役時代 欧州出張は特別待遇、日本航空ファーストクラス、あの頃は飛行機に乗るのも楽しかったなあ。

福岡は西の玄関口。今は外国人も見かけないが、街は東京よりもはるかに垢抜けして、異国情緒。福岡タワーから見下ろす街の風景は上海、ソウルにそっくり。大音響の噴水ショウ、九州国立博物館では日本歴史をアジアから見つめ直し、吉野ヶ里遺跡では卑弥呼ここにありと再確認。

柳川 川下りでは思わず11枚の即席スケッチを楽しみ、佐賀城では鍋島藩子孫と交わした会話に、江戸革新藩主の面影を見る。福岡、佐賀旅行を企画してくれた息子に感謝し、これが83歳最後の旅になるのかなと何処かわびしさを身にしみて、九州を振り返る。


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