BSでHVドキュメント「仲代達矢:喪失からの出発」を観た。 妻を亡くし、傷心の仲代にも、老いは確実にやって来た。舞台セリフを必死で覚えようとする仲代には、もう昔のような記憶力はない。舞台公演「ドライビング・ミス・デイジー」に挑戦していく仲代の背には、孤独な男の無言の涙が美しく輝いていた。 名古屋城の桜を観に出掛けた。散る直前、生涯の美を集中して輝き満たす、桜の花のけなげさを観て 自然とは何と美しい仕組みであることよと1人涙する。
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